実際に注文住宅を建て方の体験談をご紹介します。
今回は工藤工務店で建てた方(北海道 男性 48歳)のリアルな体験談を見ていきます。
予算と実際の金額は?

予算は2500万円でしたが、実際は3000万円になりました。
注文住宅を建てる前の具体的な悩み
仕事の都合で現在の町に引っ越してきましたが、今後、異動することがなくなり、この町に退職まで住み続けることになったのが最大の理由です。
また、娘がピアノを習いだし、練習のためにピアノを購入してあげたいと思った事も家を建てるきっかけの一つだったと思います。
やはり賃貸の住宅ではピアノの設置するには部屋の広さや防音的にも難しいものがあり、何度か試行錯誤を繰り返してピアノを設置できないかチャレンジしてみましたが結局はダメでした。
注文住宅を建てる時に困った事や悩んだ事
設計図の間取りと現実の広さがいまいち掴めず、どのくらいの広さがあったら良いのか打ち合わせの中で苦労しました。
壁紙や床の色など、色の組み合わせを考えるのも一苦労でした。
また、家族それぞれの意見が異なることもあり、その調整が一番大変だったかもしれません。
希望を聞いてばかりいると費用がかさみますし、そもそも、一体どれくらいの金額が妥当なのかもわからず、希望が高すぎるのかどうか自問自答の日々が続いたのを記憶しています。
住宅会社を決めるときに注意した所
ホームページを確認して、自分たちがイメージするような家を建てる技術やデザイン力があるかどうかを確認しました。
次に担当者と家族全員で話をして、フィーリングが合うかどうか、また、専門的な知識や技術があるかどうか確認しました。
幸い、私たちの担当になった方は、経験こそ少ないものの知識は十分ありましたし、こちらのイメージを伝えるとすぐに理解してくれてプラスアルファの提案をしてくれる方でした。
おかげで素晴らしい家を手にすることができました。
マイホームを建てて生活が変わった所
家族、特に娘との会話が増えました。
リビングで家族全員で過ごす時間が増え、テレビや動画を一緒に見ながら笑う時間が圧倒的に増えました。
娘から「ちょっと、これ見て。面白い動画見つけたよ。」と話しかけられ、一緒に動画を見る機会も増えました。
賃貸ですとリビングの広さに限界がありますし、家族全員が揃う空間が中々作りづらかったのですが、家を建てるにあたり「リビングを広くして欲しい」とお願いして設計してもらった甲斐がありました。
マイホームを建てた後に少し後悔している所
オール電化でリビング階段の家にしたのですが、北海道だとオール電化の暖房に限界があると感じています。
1階は床暖、2階は各部屋にオイルヒーターを設置していますが、オイルヒーターをフルで利用すると1か月の電気代が7万円になります。
かなり厳しい金額です。
また、リビング階段なので、夜になると階段を通って2階から冷気が下りてきます。
暖房は灯油でストーブを設置しておけばよかったなと思っています。
これから注文住宅を建てる方へ

大半の方が一生に一度の大きな買い物になるハズです。
じっくり時間をかけて業者さんと話をしながら建てて欲しいなと思います。
打ち合わせが面倒くさくて妥協すると後で後悔します。
どんなに考えて打ち合わせを多く行って建てても「あ、ここはこうすれば良かった」と思うことが必ず出てきますから、最初から妥協しているともっと酷いことになります。
業者さんの言いなりではいけません。
その家に住むのは業者さんではありませんので、しっかり打ち合わせを行うことが大事だと思います。
マイホームを建てた後に後悔しない方法
新しい綺麗なマイホームを建ったらと思うととても嬉しいですよね。
どんな家にしようか?と考えるだけでワクワク♪
でも、はじめて注文住宅を建てるときは、いったい何から始めたらいいのか?と悩んでしまいませんか?
- 外観はどうする?
- 部屋の配置は(間取り)?
- 建てる場所は(土地)?
- いくらぐらい?(費用)
など家づくりの悩みはつきませんよね。
何が自分に合っているのか分からない状態で、住宅展示場に行っても、その時の気持ちで流されてしまったりということになりかねません。