実際に注文住宅を建て方の体験談をご紹介します。
今回は、株式会社田中工業所で建てた方(女性 42歳)のリアルな体験談を見ていきます。
予算と実際の金額は?

土地約2000万円、上物約2000万円の計約4000万円程度の予算で考え、ほぼ4000万円以内に抑え(値引き交渉含む)ました。
注文住宅を建てる前の具体的な悩み
注文住宅を建てることになって、土地や上物も含め、決めなければいけないことが多すぎ「優柔不断な私」がいました。
和室の畳の柄や電気の型番、ドアの模様・形状などなど、どんどん決めないと先に進めなく、決めきれずにめんどくさくなってしまった時もありました。
一方で、選ぶ過程では「理想が高すぎた私」も出現し、優柔不断な私とは逆説的な自分もいました。
例えば、フローリングの床材も良いものであれば傷がつきにくく、ワックスを毎回塗らなくて良いのですが、た、高い・・・。
だんだん「金銭感覚がなくなる私」もでてきて、入居の時は「やっとおわった・・・」と思ってしまいました。
住宅会社を決めるときに注意した所
元々知っている会社だったので、他の選択肢があまりなかったのですが、一応、複数の会社を調べたときに注意した点を記載します。
まず、会社の規模や年商など四季報で調べられる場合は確認しました。
大手であれば倒産したりはしないでしょうが、建ててから少なくても数年は劣化や破損などの保証等を受けられる場合があるので、まずはその会社の経済的な基盤を念のため確認した記憶があります。
あとは、ネットレベル・口コミレベルですが、手抜き工事の有無や評判は参考にしました。
一生に一度の買い物をする側なので、その辺は買う側の責任としてしっかりリサーチしたほうが、後悔しないと思います。
マイホームを建てて生活が変わった所
マイホームを建てるまでは、賃貸のマンションでした。
月並みですが、「上下左右を気にしないこと」は最大の変化で、子供がどたどた騒ごうが、大声を出そうが、気にすることがなく、のびのびと育児もできたと思います。
また、注文住宅だったので、自分の理想や思い描いていた形の家に住むことができるので、建売よりも「満足感」が違うと思います。
前のマンションから大きくかわったことは「日当たり」です。
前のマンションは1Fで、窓側にも別のマンションがあったため、ほとんど日差しが入りませんでした。
土地を選ぶときの最優先事項は「日当たり最高」だったので、とても満足しています。
土地や上物から選ばなければならないわずらわしさは当然ありますが、長い目で見たら満足です。
ただし、時期尚早に決めてしまうと、「あれ、違ったかな・・・」になってしまうので、カーテンの色一つをきめるものある程度「考えて」進めていくべきだと思います。
マイホームを建てた後に少し失敗したと感じたこと
「コンセントの位置」はもっと考えればよかったと今でも思います。
家具の配置をある程度しかイメージできていなかったので、延長コードの出番がかなり増えてしまっています。
これは立ててからだとなかなか修繕できないので、よく考えて注文するか、ある程度、数を増やすかの対策をとるべきです。
これから注文住宅を建てる方へ
理想や夢がたくさんでてきて、それを取捨選択していき理想の家を作り上げていくことが最大の楽しみだと思います。
単純に「なんでもいいけど一軒家がいい」という方は建売でも全然問題ないと思います。
が、「なぜ注文住宅にするのか?」を自問自答して答えを見つけておくと、それが「テーマ」や「コンセプト」になって、設計の方や業者の方にもイメージが伝わりやすくなり、満足度の高いマイホームが建つと思います。
また、「これだけは譲れないもの(設備)」をきちんと整理し、優先順位をつけておくと良いでしょう。
予算は無限にあるわけではなく、こだわっていくとどんどん金額が膨らんでいきます。
現実的なことも考えて進めないと、家が建った後、毎月のローンが苦しくなって、生活に満足感が出なくなってしまいます。
まさに本末転倒です。
いづれにしても家族や業者の方と、よく相談し、全員がある程度納得する「落ちどころ」をうまく選択して進めていくことができれば良いと思います。
マイホームを建てた後に後悔しない方法
新しい綺麗なマイホームを建ったらと思うととても嬉しいですよね。
どんな家にしようか?と考えるだけでワクワク♪
でも、はじめて注文住宅を建てるときは、いったい何から始めたらいいのか?と悩んでしまいませんか?
- 外観はどうする?
- 部屋の配置は(間取り)?
- 建てる場所は(土地)?
- いくらぐらい?(費用)
など家づくりの悩みはつきませんよね。
何が自分に合っているのか分からない状態で、住宅展示場に行っても、その時の気持ちで流されてしまったりということになりかねません。