実際に注文住宅を建て方の体験談をご紹介します。
今回は、県民共済住宅で建てた方(男性 50歳)のリアルな体験談を見ていきます。
予算と実際の金額は?

予算は1500万円で、 実費は1700万でした。
注文住宅を建てる前の具体的な悩み
住宅会社の選定方法が分からず途方に暮れていた私でした。
住宅展示場などに赴く日々が続きましたが、どこも選ぶに至りませんでした。
決め手がないのです。
こだわりのある方なら、ある意味決めやすいと思います。
しかし、普通の家が欲しい人であれば、頑丈で耐久年数があり、不具合が無ければいいのです。
人生で一番高額な買い物になりますので、私は、コスパがよい会社(宣伝費用など無駄にかけていない会社)を探していました。
そして、実物を見て、この会社に決めさせていただきました。
見積りの段階では、金銭感覚がおかしくなり、1万円がどんどん軽くなっていきます。
「床暖房50万」「まあいいか」「冬あったかく過ごせるからいいよね」普通に考えたらおかしいのです。
もっと安くて高性能な暖房器具があるからです。
見積時の金銭感覚に要注意です。
住宅会社を決めるときに注意した所
・ある程度実績がある会社を選ぶ事。
(潰れたらメンテナンスに困るので)
・無駄な費用をかけていない事。
(広告費など、全て住宅費用に転嫁されるので高くなりがち)
・連絡がきちんと取れて、対応が丁寧である事。
(話が出来なければ何も始まらない)
・実際に建てているところ、建てた住宅を見る事。
(いくら営業マンが調子の良い事を言っても信用してはダメ。
綺麗なHPに騙されてもダメ。
(先ずは、実物を見なくてはね)
・信頼性のある汎用資材品を使用している事。
(汎用品を使っていれば、大量仕入れになるので品質の良い物が安くなる事が期待できる)
マイホームを建てて生活が変わった所
まず、念願のペットが飼えるようになった事。
ペット可の賃貸もあるがなにかと気を遣うので、戸建てだとその点、気が楽といえば楽です。
その代わり、何かあれば全部自分の持ち出しとなりますが・。
「ペットは本当にかわいよね」「この時間は、何物にも代えがたいよね」「そうだニャー」
ここに一生住むんだという覚悟が出来た事。
何が起こるかわからない人生、根を下ろしたという感覚になる。
逆に振れた時、やり直しも厳しいが・・。
「何が起こるかわからないけど仲良くやっていきましょう」という気持ちになる。
マイホームを建てた後に少し後悔している所
我が家は、2階にベランダがあるのですが、各部屋に個別に作ったような形になっています。
各部屋を自由に出入りできるように、ベランダを繋げてしまった方が良かったのではないかと感じています。
出入り個所が2か所になり、より利便性が高くなるし、ベランダをより広く使えます。
ベランダの1階部分は、屋根にもなるのでより都合が良かったと思います。
これから注文住宅を建てる方へ

昔から住宅は、3回建ててやっと納得がいく建物ができると言われています。
それほど難しいものだと思います。
建てる前に綿密に考え、想像力をめぐらし、動線を考え、それでも不満が残るといえば残ります。
実際に建ててみると図面で見えなかった部分が見えてきます。
それでも、できるだけ想像力をめぐらし、経験者の話をよく聞き、設計者とよく打合せをして進めていくしかないと思います。
あと、優先順位も大事です。コンセプトですね。
自分がどんな家に住みたいか、ここだけは譲れないという部分を持つこともとても大切だと思います。
希望をすべて盛り込む事は、普通不可能です。
マイホームを建てた後に後悔しない方法
新しい綺麗なマイホームを建ったらと思うととても嬉しいですよね。
どんな家にしようか?と考えるだけでワクワク♪
でも、はじめて注文住宅を建てるときは、いったい何から始めたらいいのか?と悩んでしまいませんか?
- 外観はどうする?
- 部屋の配置は(間取り)?
- 建てる場所は(土地)?
- いくらぐらい?(費用)
など家づくりの悩みはつきませんよね。
何が自分に合っているのか分からない状態で、住宅展示場に行っても、その時の気持ちで流されてしまったりということになりかねません。